いなみ矯正歯科医院

治療例Treatment example

治療例

当院で行なった治療を症例別にご紹介しています。

混合歯列期(こんごうしれつき)の治療例

■下突咬合(かとつこうごう)

主訴(最もきになるところ) 受け口(反対咬合、はんたいこうごう。下の歯の方が上の歯より前に出ている状態)
診断 下突咬合(かとつこうごう。いわゆる反対咬合)
動的治療期間 8か月(通院は1か月に1回程度です。当院でのこの時期の治療は、ほとんどの場合1年以内に終了します)
診療回数 10回
説明 下の顎がやや発達していたため、上の前歯よりも下の前歯の方が前に出ている状態でした
動的治療費 約24万円(初診料、検査料は別途。保定装置代は含む)
矯正装置 マルチブラケット装置(エッジワイズ装置、セクショナルアーチ)
主な偶発症や リスク 装置への慣れ、カリエスリスク、下顎の過成長によるかみ合わせの変化、その他一般的な矯正治療のリスク(詳しくはこちら

■叢生(そうせい)

主訴(最もきになるところ) 上の前歯がねじれている
診断 叢生(そうせい。歯がでこぼこに並んでいる状態)
動的治療期間 8か月(通院は1か月に1回程度です。当院でのこの時期の治療は、ほとんどの場合1年以内に終了します)
診療回数 10回
動的治療費 約24万円(初診料、検査料は別途。保定装置代は含む)
矯正装置 マルチブラケット装置(エッジワイズ装置、セクショナルアーチ)
主な偶発症や リスク 装置への慣れ、カリエスリスク、永久歯列期の治療が望まれる、その他一般的な矯正治療のリスク(詳しくはこちら

■開咬合(かいこうごう)

主訴(最もきになるところ) 前歯が咬み合わない
診断 開咬(かいこう。上下の前歯が咬み合わない状態)
動的治療期間 8か月(通院は1か月に1回程度です。当院でのこの時期の治療は、ほとんどの場合1年以内に終了します)
診療回数 10回
動的治療費 約24万円(初診料、検査料は別途。保定装置代は含む)
矯正装置 マルチブラケット装置(エッジワイズ装置、セクショナルアーチ)
主な偶発症や リスク 装置への慣れ、カリエスリスク、永久歯列期の治療が望まれる、その他一般的な矯正治療のリスク(詳しくはこちら

永久歯列期(えいきゅうしれつき)の矯正治療例

■上突咬合(じょうとつこうごう)・抜歯をおこなった例

主訴(最もきになるところ) 上の歯が出ている。上の前歯のすきま。
診断 上突咬合(じょうとつこうごう。上の歯が出ている状態)
動的治療期間 2年2か月(通院は1か月に1回程度です。上突咬合の場合、状態によりますが一般的に2年~3年の治療期間が必要です)
診療回数 26回
説明 上顎左右顎第一小臼歯の抜歯。 12歳の男の子。下の顎がやや小さく、上の前歯が過剰に前に出て いる状態でした。矯正治療上、上の小臼歯の抜歯は必要でしたが かみ合わせも良くなっただけでなく、前歯を十分に下げられたた め唇もきれいにとじられるようになっています。治療中ハミガキを さぼり気味でしたが、当院での定期的な歯のお掃除とフッ素の 使用などで、歯もきれいに保つことができました。
動的治療費 約77万円(初診料、検査料は別途。毎回の診察料、保定装置代は含む)
矯正装置 マルチブラケット装置(エッジワイズ装置)
主な偶発症や リスク 装置への慣れ、カリエスリスク、その他一般的な矯正治療のリスク(詳しくはこちら

■上突咬合(じょうとつこうごう)・抜歯をおこなわない治療例

主訴(最もきになるところ) 前歯のかみ合わせが深く、出ていること。
診断 上突咬合(じょうとつこうごう。上の歯が出ている状態)かつ、過蓋咬合(前歯のかみ合わせが深い状態)
動的治療期間 2年8か月(通院は1か月に1回程度です。上突咬合の場合、状態によりますが一般的に2年~3年の治療期間が必要です)
診療回数 34回
説明 11歳の女の子。下の顎がやや小さく、上の前歯が過剰に前に出て いる状態でした。ただし、下顎の良好な成長が見込まれたため、 小臼歯を抜歯せず治療を終えることができました。かみ合わせも 良くなりましたが、横顔も自然に唇が閉じられる状態で、専門的に見ても美しい状態です。
動的治療費 約75万円(初診料、検査料は別途。毎回の診察料、保定装置代は含む)
矯正装置 マルチブラケット装置(エッジワイズ装置))
主な偶発症や リスク 装置への慣れ、カリエスリスク、その他一般的な矯正治療のリスク(詳しくはこちら

■下突咬合(かとつこうごう)・抜歯をおこなった治療例

主訴(最もきになるところ) 受け口(反対咬合、はんたいこうごう。下の歯の方が上の歯より前に出ている状態)
診断 下突咬合(かとつこうごう。いわゆる反対咬合)
動的治療期間 2年0か月(通院は1か月に1回程度です。下突咬合の場合、状態によりますが一般的に2年~3年の治療期間が必要です)
診療回数 26回
説明 上下顎左右顎第一小臼歯の抜歯。 下の顎がやや発達していたため、上の前歯よりも下の前歯の方が 前に出ている状態でした。歯並び、かみ合わせはきれいに治りま した。矯正治療後、もともと劣化の進んでいた前歯の補綴物(い わゆる差し歯、かぶせもの)は、かかりつけ医の先生にきれいに 治していただきました。
動的治療費 約76万円(初診料、検査料は別途。毎回の診察料、保定装置代は含む)
矯正装置 マルチブラケット装置(エッジワイズ装置)メタルブラケット使用
主な偶発症や リスク 装置への慣れ、カリエスリスク、歯肉退縮、その他一般的な矯正治療のリスク(詳しくはこちら

■下突咬合(かとつこうごう)・抜歯をおこなわない治療例

主訴(最もきになるところ) 受け口(反対咬合、はんたいこうごう。下の歯の方が上の歯より前に出ている状態)
診断 下突咬合(かとつこうごう。いわゆる反対咬合)
動的治療期間 1年7か月(通院は1か月に1回程度です。下突咬合で小臼歯非抜歯で治せるケースでは、多くの場合1年半~2年半の治療期間となります)
診療回数 21回
説明 下の顎がやや発達していたため、上の前歯よりも下の前歯の方が前 に出ている状態でした。この方は希望されませんでしたが、顎の位 置も下げたい場合は外科的矯正治療の適応となります。*外科的矯 正治療とは、矯正治療と外科手術を併用する方法です。入院と手術 が必要になりますが、顎の変形まで改善することができます。 また、当院のように「顎口腔機能診断施設」の指定を受けている医 院では、矯正治療も手術も保険適応となります。
動的治療費 約78万円(初診料、検査料は別途。毎回の診察料、保定装置代は含む)
矯正装置 マルチブラケット装置(エッジワイズ装置)メタルブラケット使用
主な偶発症や リスク 装置への慣れ、カリエスリスク、歯肉退縮、下顎の過成長によるかみ合わせの変化、その他一般的な矯正治療のリスク(詳しくはこちら

■叢生(そうせい)・抜歯をおこなった治療例

主訴(最もきになるところ) 八重歯、歯がでこぼこにならんでいる
診断 叢生(スペース不足により歯がでこぼこに並んでいる)
動的治療期間 1年9か月(通院は1か月に1回程度です。単純な叢生ケースでは2年程度の治療期間となります)
診療回数 23回
説明 上下顎左右顎第一小臼歯を抜歯して治療を行なっています。状況 と程度によりますが、歯並びのでこぼこがそれなりにある場合、 小臼歯非抜歯の治療では、口元が突出しお顔のバランスを損なう ことが少なくありません。唇が閉じにくくなる場合も少なくない ため、「抜歯しなくてもできるかもしれません」などと安易に非 抜歯の治療を勧めるような甘言には注意が必要です。
動的治療費 約80万円(初診料、検査料は別途。毎回の診察料、保定装置代は含む)
矯正装置 マルチブラケット装置(エッジワイズ装置)セラミックブラケット使用(目立ちにくい装置)
主な偶発症や リスク 装置への慣れ、カリエスリスク、成長によるかみ合わせの変化、その他一般的な矯正治療のリスク(詳しくはこちら

■口唇突出症例

主訴(最もきになるところ) 歯がでこぼこにならんでいる、前歯のかみ合わせが浅い、口唇突出
診断 叢生(スペース不足により歯がでこぼこに並んでいる)
動的治療期間 2年8か月(通院は1か月に1回程度です。同様のケースでは一般的に2年から3年の治療期間となります)
診療回数 34回
説明 上顎左右顎第一小臼歯、下顎左右顎第二小臼歯の抜歯。 口唇がやや突出していたことと、叢生がありかみ合わせも浅かった ため、相談の上、小臼歯抜歯を伴う矯正治療としました。歯並び、 かみ合わせも整いましたが、上下の前歯を十分に後退することが できたため、患者さんの本来持つバランスの中で、より調和のと れた顔貌となりました。唇も自然に閉じられるようになりました。
動的治療費 約82万円(大学病院時代の患者さんであるため現在の当院換算で。初診料、検査料は別途。毎回の診察料、保定装置代は含む)
矯正装置 マルチブラケット装置(エッジワイズ装置)セラミックブラケット使用(目立ちにくい装置)
主な偶発症や リスク 装置への慣れ、カリエスリスク、成長によるかみ合わせの変化、その他一般的な矯正治療のリスク(詳しくはこちら